元会長「手段は問わない」と粉飾指示 ニイウスコー初公判(産経新聞)

 東証1部上場だったシステム開発会社「ニイウスコー」(民事再生手続き中)の粉飾決算事件で、証券取引法(現金融商品取引法)違反罪に問われた元会長の末貞郁夫(62)被告=横浜市青葉区=の初公判が19日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で開かれた。末貞被告は起訴内容を認め、「迷惑をかけた」と謝罪した。

 検察側は冒頭陳述で、末貞被告が過大な業績目標を達成するため部下に「数字が足りない、手段は問わない」「監査法人が分からないようにうまくやれよ」などと粉飾を暗に指示したと指摘した。

 起訴状によると、末貞被告は同社元幹部の大村紘一被告(68)=同罪で起訴=と共謀し、17年度と18年度の6月期連結決算について、協力会社を介在させ、商品を伝票上だけで売買したことにする「循環取引」などの手口で架空売り上げを計上。売上高約274億円、経常利益を約136億円水増しした虚偽の有価証券報告書を関東財務局に提出したなどとしている。 

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